第10回釣行報告-2-




怒涛の夜釣り!
10月2日 1時起床。
昨日苦し紛れに予約した船でどこかわからない島に行くことに。
釣具屋さんでエサを購入。準備万端で臨んだつもりだった。


港に着いた。

船長 “警察がいるので、車の中で待ってください。”
一同 “はっ?それって違法操業?”

船長は携帯電話で何やら話し、更に車を移動させる。
それに続く車に、“ライトを点けて走らないで下さい”と指示していた。


不安を覚えつつも船に乗り込み甲板の上でしゃがみこんで仮眠をとる。
船長から、おい、そこの3人!と言って起こされサーチライトである岩を照らしていた。
何だろう?降りるのか?休憩か?
手ぶらで降りようとすると、荷物を持って降りないでどうするんだ、と言われ一同、状況を把握した。ここで釣るんだな。
船を少し岩から離して、サーチライトで、この辺がポイントだ、水深は5mだ、11時に迎えにくる、じゃあ頑張れ!と微かなエンジン音を残し漁船は闇の中へ消えた。




星は瞬き、波音が激しい。後ろから波音が聞こえるが、どれくらいの大きさの岩場にいるのか想像もつかない。
暗すぎて動こうにも動けない。足を滑らせたら帰って来れないだろう…。
蚊の多さには閉口した。刺されること20箇所あまり。


6:30 ようやく空が白み始め、なんとなく動けるようになった。ここまで来たら怖いものは何にも無い。竿をセットして磯釣り開始。
撒き餌をせっせと撒いて、当たりを待つ。



ベラが3匹。アイナメも1匹。


鯔(ボラ)が1尾。





11時 終了。
宿泊先のモーテル近くに魚の持ち込みOKな店を聞き出してボラを持って行くことに。

店のおばちゃん曰く“一番不味い魚を持ってきたねー!”。
苦労がむくわれない一言であった。


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