5月例会 仁川 キョンイン・パダナクシ

日時:2007年5月12日
場所:仁川 キョンイン・パダナクシ
参加者:ビギ、2℃、石兵衛、Ban-Q、セミプロ、Kuma、トム、ウォンバット、もぐり、ソンオ(文責)

第一部 釣り 「あぁ、仁川、ビギさん、2℃さん」

2007年5月12日の仁川釣行は、前日以前の予報によると雨とのことだった。
私ソンオはというと、前日の11日は、会社を少し早めに上がり、アマガッパをかって帰宅後、
娘に泣きながら「とうちゃんといっしょに行くー」との声に後ろ髪を引かれながら出発。

24時少し前にトム屋に到着、3時間くつろがせていただくこととなった。
(トム屋店長、お世話になりました)。しかし、釣りキチ先輩の何名かは、前日に
「ソガリ」を狙いに行く、ということで、綿密な計画をたてて、かつほぼその計画どおりに
釣行しておられた。(以下、メール引用)

19:30 二村洞集合 食事をする
20:00 移動
20:30 工業高校前 ソガリをねらう
23:30 納竿
24:00 トムさんの家に帰る。ビール飲む DVD見る

この方々は、平日のお昼休みに会社の中庭で鯉を釣っているのではなかろうか。
ソガリはともかく、会社の鯉が釣れた時はリリースしましょう。



さて、予定通り午前3時に二村を出発→仁川へ到着し、船に乗り込んだ。
いつものとおり(?)ラーメンを食べてポイントへの到着を待つ。

ねらいはヒラメ、黒ソイ(ウロク)、アイナメ(ノレミ)など。同船メンバーは、以外に多く、
中にはカップルで「手釣り」を行っている方もおられた。カッコイイデートだなぁと思ってしまった。
左舷右舷
さて、上記写真のように、予報どおり小雨模様だったが、
波、風は特にひどくなく、多少寒くはあったものの海面以上のコンディションはまぁまぁ。
私はというと、おいしくいただいたラーメンをいつものとおり(?)コマセにしておいた。って、
つまり船酔いということですよ…もちろん写真はありません。

肝心の「釣り」は、開始早々はとても渋い状態。とはいえ、何匹かウロク、ノレミをあげていく。
たこ


午前のキリのいいところで、いつものとおり船上のアジュモニ(おば様)にウロクやノレミを
手際よくサバいてもらって食べた。

とってもウマイ!
これをご覧になっている将来の会員のためにご説明しておくと、
右上写真の赤いのは「コチュジャン」、黒いのは「醤油」だ。
韓国では、刺身をコチュジャンで食べるのは普通のことである。
というか、コチュジャンはほとんどなんにでもつけて食べるので、
特に刺身は例外ではない、ということだ。釣りクラブのメンバーは皆韓国の食べ物が
好きなように思われるが、写真をみるとやはり刺身には醤油が好きなようである。

ウマイウロクを食べて心機一転、何度かの長距離移動や昼食をはさんで釣り続けたが、
渋い状態は変わらず。右舷側では、なんと「手釣りカップル」が良型のウロクをあげていたし、
結構な型のヒラメもあがっていた。しかし、われわれの手にヒラメはかからず。
まぁ、全体的に渋い釣行だったといえそうだが、みんな楽しそうだった。
いつでも「飲んでいる」か「釣っている」からだろうか…?私はというと、私が釣りに
向いていないのではないか、ということを考えさせられる釣行となった。
だからといって、私が釣りに行くのは、向いていると思っているからではない。精神修行のためだ!っておい。
好きだからです。だから坊主でもいいのだ(本当は良くない。本当に良くない)。

帰港して、釣れなかったヒラメが口をパクパクさせながら売られていたので、「買って帰ろう!」
ということで買って帰ることにした。買ったヒラメでも、後で食べられると思うと妙にうきうきした。
やはり、「好き」なのは食べることなんだろうなぁ。いやいや、釣ることも好きなんですよ…


第2部 ビギさん送別会

今回は、ビギさんの送別会だ。会長こと、2℃邸にて、多少開始は遅くなったものの、
いろいろな料理と、楽しい釣り談義が花を添え、夜更けまで別れを惜しんだ。

料理には、会長、2℃さん総指揮のもと、みんなの協力で、

握りずし、塩釜、グラタン、たこ刺身(?)、お好み焼き、ヒラメ刺身洋風、ウロクお吸い物、
骨のから揚げ(これはうまかった)等、
やっぱりこの人たちヤバーイと思うぐらい素人離れした料理が出た。
宴もたけなわの中、ビギさんよりお別れのごあいさつ、会員シールとワッペンの紹介が行われた。


ソウル釣りクラブにおけるビギさんといえば、例えばモーニング娘。のゴマキ、吉澤のような存在の
ように思われる。「えー、いなくなったらどうなっちゃうのー?」というファンの声が聞こえてきそうだ。
当ホームページの過去の戦歴を見ても、その釣果たるや恐るべし、
一番槍、勲功第一等の名誉は数知れず、隠れもない名士である。
積もる話、これからの話、でも辛気臭い話は無しにして、
残された時間をみんなで楽しんでおられたように思われる。



【え、?2℃さん?】
2℃さんはこの日亭主ということもあり、最初からほとんど最後まで料理を作りっきりであった。
いくら好きだからといっても、その献身ぶりには頭が下がる。何よりも、その料理がとてもおいしい。

と、そこに突然の発表があった。会長こと、2℃さんも、なんと帰国だというのだ。
2℃さんといえば、会長だから、例えばモーニング娘。だとつんく?のような存在のように思われる。
「えー?、つんくはフツウ卒業しないでしょー?」というファンの声が聞こえてきそうだが…
なんとも突然の話に、皆さん言葉を失っておられた。私も、会長のやさしい言葉に釣りクラブの
温かみを感じた一人として、一抹の寂しさを覚えた。

とはいっても、やはり辛気臭い話は無しで、みんな本当に楽しく別れを惜しまれているように見えた。

ともかくも、お疲れ様でした。これからも、良い釣り人生を歩んで、良い魚と出会ってください。
ありがとうございました。
当日の料理の数々・・。



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