Bass Master Tournament Floater Cup 2nd  

日時 2008/04/05(土)
場所 所陽川
天気:晴(温暖 日中16℃)
参加者:以下敬称略・・ セミプロ 、国士無双 、BBスイル、tochan、マイウー、ヌマタク(記)

【結果】
1位 セミプロ 4.53 kg
2位 スイル  2.63 kg
3位 ヌマタク 2.48 kg
4位 師匠   2.39 kg
5位 マイウー 1.94kg
6位 Tochan  0.08 kg

春到来。
陽気な天候が続き、久し振りにこれまでの遅めの時間から6時15分という早い集合時間となった。
送別会続きで酒浸りの身に早起きはつらいものの、残り僅かな機会でもあり気合十分。
今回はセミプロ号に国士師匠、ヌマタク、マイウー号にTochan、BBスイルが分乗して、所陽川に向かう。
前回の9人よりは少ないが、トム、Peeweeと大御所が去ってからもこの人数を維持できるとは、
やはり韓国のバス人気は絶大なものがある。

セミプロ号の3人は既に宿泊体制を取りやる気満々。
この時期は大物が出ると信じて疑わない能天気な3人組である。
前回のBMT途中退場のBBスイル氏は朝から気合が入っていた。
まず朝にヌマタクと会うやいなや、「これから済州島ですか?ヒラマサですか?」と牽制。
道中車がバラバラとなったが、度々電話が入り、
「今どこ?まだ先行ってないよね?」とセミプロ号が早く到着してスタンバイするのを警戒。
スイルさんの並々ならぬ意欲を感じていたセミプロ号であった。
さて、所陽川。
波もなく、風もなく、穏やかな天気の中、絶好の釣り日和。
水温は12度、気温は16度になっている。
とても言い訳できぬコンディションに各自目が厳しくなり、声を交わすことも少なくなる。



9時半に入水、集合は17時。孤独な戦いに入る。
小生にとり、所陽川は大物は釣れないが、昨年より相性の良いところ。
昨年末の最後のBMTで2位となった余勢で、最初から飛ばしたいところだ。
暖かくなってきたこともあり、活性が上がっていると判断。最初は巻物系が良かろうと思い、
堰側の流れが緩やかになっている地点を狙い、
2枚ブレードの重いスピナベ(タイフーン)とクランク(IK250)を試す。
瞬間、少し前でバスが跳ねた。やはり活性は高い。誰も見ていないのを確かめると、
そろそろ跳ねた地点に近付きクランク投入。おかしい。全く反応しない。
周りに投げるも生体反応自体が無い。そうこうしている内に更に30m
先でバスがまたジャンプ!よし!そろそろ近付き、クランク投入。おかしい。全く反応しない。
さすがに頭が悪い小生でも巻物がまずいと思い始めた。
その時師匠から電話が入る。
「もしもしヌマタクさん?何匹釣れた?何匹?え、ゼロ?実はねえ僕もゼロ。やっぱり
巻き物は駄目かなあ。」
一方、その先にはセミプロ氏。やはりスコーンで試しているのか?
すっかり巻物系のイメージが薄くなってきたセミプロ氏であるが、
単にシーズンに合った釣り方をしているだけで、やみくもな小生とは比べる事も出来ない。
時間を区切り、1時半まで粘ろうとした時、来た!初めてのバイト。
余り重くないが、慎重に慎重を重ね、バスが飛ば
ないように、ロッドを折らないように用心、用心。20cm程度だが感激。1時半でようやく1匹だ。
早速師匠に電話すると、「やっと2匹。スピナベとミノー。頑張ってね」と。
まだ差は一匹。頑張らねば。



巻き物の限界を感じ、
一方では12時過ぎからダウンショットを繰り返していたが何もリアクションが無い。
そこで思いついたのが針にシンカーを付け、その針の真ん中にワームをぶら下げる奇妙なリグ。
ワームの大きさが10cm程度で大きかったせいか、これも全く反応が無い。
途方に暮れているところに神様スイル氏登場。
「スイルさん、釣れましたか?」と尋ねれば、「もうたくさん釣れますよ」と、
そっけないながらも、頼もしい答え。既に20匹近く釣り上げているらしい。
よく見せてもらえば、5cm強の短いワームで狙っている。
そうか!もう少し短いものか!そこで考え付いたのがテキサスリグ。
後でスイル氏に大笑いされたが、これはテキサスなんて代物ではなくヌマタクリグとか。
要は、針の頭ににシンカーを付けそこにワームを縦に付けたもの。
(編集スイル注:「絶望的な」リグ。ヌマタク氏の釣り師匠・Peewee氏のOJTが悪いと思われ、
その場で改良を提案))

それでもいいんです。笑われてもいいんです。スイル氏と別れてからこのワームで来ました。
上流の湾処と湾処の間でバスが跳ねたところに投げると、3度目の正直でいきなりヒット。
その後は何と1時間で8本。まさに入れ食い状態で、ひたすらスイルさんに感謝。
最低限となる5本を釣り上げたところで、後は重量を狙おうとしたがまあ20cmから30cmのサイズ。
それでも十分にバイトを楽しめました。
やはり所陽川はフィットします。
以前のタプジョン、今回の所陽川とスイルさんのお陰です。ありがとうございました。
さて、結果は上述の通り、やはり地力を発揮したセミプロ氏が堂々の2連覇。
それにしてもレベルが違いすぎますね。
川の中のコンクリートのブロックを見つけて投げたらでかいのが釣れたそうです。
そのものを見つけるのも実力、またヒットさせるのも実力なのでしょう。
トム、Peewee両氏亡き後、黄金の時代を築くことができるか次が楽しみです。

スイルさんは20匹以上を釣り上げるも、小物が多かったのか5匹合計で2.63kg。
2位入賞で実力を発揮、BMT第1戦の屈辱を晴らし、見事に2位を勝ち取りました。

小生は何と3位。晴天の霹靂とはこのことで、まったく予想していなかった。
3位が釣行記を書くのも全く知りませんでした。
冗談ですが、これからはゴルフみたいにブービーとしませんか?
でも、スイル先生のお陰であり、危うくスイルさんを抜くところで焦りました。
わずか150gmの差。抜いたら洒落にもなりませんでした。本当に感謝しているのです。

4位は師匠。
巻き物に拘りつつも、5匹で重量を揃えてくるところは流石。もう少しで2位でしたね。

マイウーさん。
入水前に便意を感じたと言っていましたが、良きスタートダッシュは出来ましたでしょうか。
今回のマイウー帽の成果は如何でしたか?

Tochanさん。
釣りクラブのHPにいきなり登場。「衝撃のデビュー。軽量80gm by Tochan」とは誰のコピーでしょう。
80gmはどうやって釣ったのでしょう。それにしても逃した魚は大きかったですね。



皆様、お疲れ様でした!
残り少ない釣行ですがお陰様で堪能できました!

ヌマタク記


Copyright(C) 2008 Seoul Tsuri Club All rights reserved