Bass Master Tournament Floater Cup 3rd  

日時 2008/05/01(木)
場所 午前 大号(デホ)下流  午後 上流
天気 晴

参加者 以下敬称略;  
国士無双、セミプロ、BBスイル、ユンケル、Ban-Q、マイウー、tochan、ヌマタク(記)

【結果】
1位 セミプロ 5.03 kg
2位 国士無双 3.60 kg
3位 ヌマタク 2.80 kg
4位 BBスイル1.52 kg
5位 Ban-Q 1.46 kg
6位 マイウー 0.30 kg
7位 Tochan  0.07 kg
8位 ユンケル 0.00 kg

小生最後のBMT。気合十分といきたいところだが、前日に会社の送別会があり、
何と滅多に行かない高級ルームサロンを後輩が予約してくれた。
しかも送別会ということで最初で最後の一番指名。
しかし、ここは脇目もふらず、釣りの事に専念しようと酒もセーブしていたが、
先輩がどうしても返さぬと言い、とうとう3次会にまで突入。
漢南洞のエスのママがその日にDoo Dooという店を教大にオープンするという事前情報があったため、
夜中1時に最後の挨拶に行く事になってしまった。
送別会でもらった花束をさもオープン記念で買ってきたと言い手渡すとママは感激。
なかなか帰してくれない。さすがにBMTをドタキャンしようかと考え携帯電話に手が行くが、
わざわざ5月1日を選んでくれたセミプロ氏、5月1日に最後に一緒に行こうと硬く約束を誓った
国司師匠の顔が浮かび、徹夜を覚悟したのであった。

ママもオープン日でサービスいっぱいでありこのまま徹夜かと思われた時、
ふと横を見ると既にその先輩は横で寝ているではないか。
これはチャンスと早速タクシーを呼び無事深夜2時半に帰宅出来たのであった。
ハンガラム前集合時間は5時15分。夜明けも近く薄暗くなりつつある中、
既にスイル氏とBan-Q氏は集合しており、のこのこ加わるヌマタク。
お二方は睡眠十分、気合十二分のようであり、睡眠時間が2時間も無い我輩とは大違い。
バスの中では会話を振り切り、すぐに爆睡。しかしこの日に限り2時間弱で
平澤の休憩所に着いたのは誤算であった。皆は早く着いて嬉しそうであったが
小生はまだまだ寝足りない。8時半現地到着予定であったが、結局7時半過ぎに到着。
多少風はあるが絶好の釣り日和になったのであった。

フローターで寝ようかとも思ったが、風で沖まで流されてしまう可能性が高い。
デホ下流に着いても皆が支度に精を出す中、しばらくバスの中で寝る事にした。
この時点で大きなビハインド。勝負は諦め、最後の釣りをじっくり楽しむ事にした。
1時間ほど寝た後、徐々に目が覚めてきて早速準備に取り掛かる。
フローターを水に入れ、ふと見ると入水地に近いところでユンケル氏が居るではないか。
そうか、入水地近くの葦回りを狙っていたのか!それならばと奥へ回って行こうとした時、
ユンケル氏より「フローターが前に行かないのです」と声をかけられる。
フローターが前に行かない?そうだ、ユンケル氏は始めてのフローターなのだ。
見れば岸を背中に、水際に留まっているではないか。「フローターは前に行くものではなく、
後ろに行くものですよ」と声をかけてその場を去ったが、
その時点ではそういう次元ではなく、もっとシリアスな問題とは気付かない。
1時間程度経ったのであろうか、さっぱり当たりもなく、途方に暮れていると
どこからか別なところに移ろうとの声。結局、デホ下流では全員が奮わず、
皆諦めの中でナドプロ氏の推すデホ上流に向かう。午前中休息の戦略は当たり、
勝機は見えたと一人でほくそ笑むヌマタクであった。

来たのはデホ上流。下流に比べ川幅はかなり狭い。午前中よりも気温が上がり、もはや初夏に近い。

最初に入水したところでは、いい感じで葦が生えておりバスが居そうな雰囲気。
しかし、懸命に投げても当たりは無い。
やはりデホはどこにもバスがいないのかと疑心暗鬼になっていた時、
皆がまだ入水地点近くでうろうろしている中、遠くからスイル氏が「来た!」との一言。
(後から聞けば別人だったようだが)その声に振り向き、見てみると確かに小型ではあるが、
バスを釣っているではないか!これには勇気付けられた。
絶対にバスは居る!と確信し、皆が荒らしていない向こう岸へ行こうと決意。
その途中ヌマタクリグを使って浅瀬から少し離れたところで、まず1匹目をゲット。
ここまでは順調であったが、揺られているうちよもや二度目の睡魔が襲ってきた。
川の真ん中で力尽き、とうとう寝込んでしまった。気が付くとまた風に流され入水地点へ。
30分は寝たであろう。既に時間は2時半。

ふと見ると、ユンケル氏が岡釣りをしている。
デホ上流でも水際から抜け切れないユンケル氏であったが、
とうとうこの日はフローターでの釣りを諦めたようである。
何でも右と左の脚力が違いすぎて真っ直ぐに進まないのだそうで、
こればかりは感覚を練習してもらうしかない。ユンケル氏。気の毒である。
しかし、小生も韓国最後のフローター釣りであり、助けている余裕は全く無い。
すまない、ユンケル氏。

気を取り直し、目的地である反対側の岸に向かう。
学術的に何の根拠もないが、バスは鉄塔の下に集まるかもしれないと直感が働き、
ものは試しと鉄塔の下にキャストし始める。

鉄塔の下は実はほどよく葦が生え、また適度な深さを維持しており、バスが多く居たのであった。
また、バスの稚魚の大群も目撃した。魚網にさえ気を付ければ非常に心地の良い場所である。
魚がかかった時の引きが敏感に伝わるスピニングと、過去に笑われながらも入れ食いも経験している
ヌマッチリグに賭けることにした。さもありなん早速2匹目、3匹目と連続ゲット!
スイル氏いわくビギ氏譲りの念仏拝み。頭と手を振りながら一生懸命拝んでいる姿は
自分ながら恥ずかしいものの背に腹は変えられません。
3匹目は60gm程度で余りにも小さく、よくこんなのが引っかかったと不思議がって、
片手でいじって遊んでいたら逃げられてしまった。これでも一匹は一匹なのに。5匹も釣れていない中、
軽率なことをしたと反省。残り3匹を釣らねばこのミスは挽回できないと発奮。
ここで100mほど上流へ行くと、葦の密集地みたいなところがあり、
そこへ行くとまたまた釣れました60gm級。前回のTochanさんと競える最軽量サイズと思い、
大事に確保。
次回から大物賞だけでなく小物賞も作って下さい。


最後は入水地点より100mほど上流で終了20分程度の間に3匹と入れ食い状態。
ヌマッチリグは葦に引っかからず、韓国のバス釣りに適した万能の仕掛けであると実感。

終わってみれば、
1位はやはりセミプロ氏。ダントツの5kgオーバーは追随するものなし。
次回4回目にして早くも年間優勝が決まるのか?皆の発奮を期待したい。

2位は師匠。
せっかく2位狙いをしてたのに、またまた3位に落とされ釣行記を書く羽目になってしまいました。
やはり粘り強さが信条ですね、師匠。師匠のおかげでパンク修理できました。
ありがとうございました。
3位はヌマタクこと、小生。
これまで3戦行い、通算3位に入り込むことができました。

4位はBBスイル氏。こんどはヌマッチリグで念仏唱えてみて下さい。

5位はBan-Qさん。
写真のようにいつも大物を確保するのはさすがです。
今回も絶叫が聞こえたような気がしますが、空耳?

6位はマイウーさん。次回は身体に比例したサイズを期待します。お疲れ様でした。
7位はtochanさん。
今回も70gmと前回の記録を抜き最軽量更新!
フローターのスペアチューブ持って来て頂いてありがとうございました。
8位はユンケル氏。まずはヘルスで両足を同じように鍛えるところから始めましょう。

皆様、お疲れ様でした〜。

まさか最後にまた釣行記を書く羽目になるとは思いませんでしたが、
この場を借りて皆様に御礼申し上げます。
淡水釣りを始めて1年間、何も知らなかった素人相手にいろいろイロハを教えて下さり
ありがとうございました。お陰さまで釣りの楽しさを知ることができました。
フローターはナンデヤさんこと中橋様に譲っていきます。
既に海釣りでは積極的に活動されているようですが、
近々淡水系でもデビューされると思いますので宜しくお願いします。

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