ホンウォン港リベンジ釣行  

日時:2008年5月2日(金)2時東部二村洞発 6時出港 14時15分帰港 18時帰宅
場所:ホンウォン港
メンバー:もぐり ねっち(文責)

4月19日に行われたアヌン沖釣り定例会は11名で、
ウロ(黒ソイ)僅か2尾という前代未聞の惨敗に終わった。
あまりの貧果に気持ちが治まらず、実績の高いホンウォン港からリベンジを狙って釣行した。
連休の谷間とはいえ平日ということで、結局会社が休みのもぐりさんと私の2名で釣行。

朝2時にもぐり号で東部二村洞を出発。
当初高速インターを降りてからホンウォンまで辿り着けないのではないかと
本気で心配していたが、高速に乗る前に道を間違えた。
多少ロスがあったものの2時間半で到着。
インターを降りてからは殆ど迷わず15分程度で港に。近い!

出船が6時で乗船者は11名とのこと。11名?なんとなく気になる人数
・・・出船待ちの間に船長
に話を聞くと、5月後半から6月前半に真鯛が釣れるとのこと。
次は釣りクラブ初の真鯛仕立てを企てよう。

仕掛けはいつもの韓国式天秤2本針かと思いきや、
かなりの根を狙うとのことで胴付き2本針仕掛けを渡された。
仕掛けは幹糸部と枝スが別々となっており、船上で枝スを自分で結ぶ。
枝スはハリス5号、針ムツ22号位?錘80号。

乗船すると船長が操舵室横に陣取れとの指示。みよしも艫も空いてるが・・・ま、
船長の言う事に従おうということで、素直に胴の間へ。結局これも正解?
そういえば韓国で乗り合い船に乗るのは仁川港の定宿キョンインパダナクシ以外では
初めての経験。

6時に朝日を浴びながら出港。快晴微風の好条件。なんとなくアヌンを思い起こす・・・

船は港から10分程走った所でスローダウン。
さっそく仕掛けを降ろすと水深13〜4mとかなり浅い。
楽は楽だが80号錘は要るのだろうか?
しかし、韓国の海釣りで80号以下の錘を未だ見た事が無い。

釣り始めて15分ほどして私に魚信。上がってきたのは30cm程度の良型ウロ。

餌はイカ短が基本でミクラジ(ドジョウ)と重ねて付けろとの船長指示。
??と思ったが、確かに食ったのはこのセット餌。釣りは理屈じゃない?
船中1号かと思ったが、裏側で先に1尾揚がっていたとのこと。

その後もう1尾追加したところで40分程移動し、水深25m程のポイントへ。
ここまではもぐりさんに釣果が無いが、魚信は出ておりいつ来てもおかしくない雰囲気。
もぐりさんは船宿でイソメを購入してある。船長は要らないと言ったが、
ノレミ(アイナメ)にはイソメが絶対との確信を持って準備。
これが奏功して両型のノレミを連釣する。

船長は細かい潮周りを繰り返し、都度誰かに当るという展開が続く。
これは韓国の船宿に共通して言えるがもうちょっと潮周りを減らしてくれると良いのだが・・・
どこで何を釣っても釣れていなくても、
とにかく潮周り&移動が多すぎるのはちょっといただけない。

最初はリベンジの2尾以上確保を目指し、次第に反省会用、ご近所さん土産用・・・
と、魚の数が増えるに従い帰宅後のご馳走&分配手配へと妄想が膨らむ。

適当に数が確保できると次第に贅沢になる。もう釣れなくて良いと思えば釣れる。
なんとも皮肉な展開だが、これも釣り。

持参のサラダ煎餅やカニカマをつまみにビールをグビグビ。
天気良し、釣果良し、ビール最高!
ビール在庫が切れて、これまた持参のソジュをウォンバットさん風ラッパ飲み!
でも寝ません^^;

操舵室横のクーラーの上に置いてあったカニカマが何故か減ると思ったら、
船長が手を伸ばして勝手に食べてる!?
日本じゃ考えられないが、船長ニッコリと「チョアヘヨ!」たはは。。。

途中沈船周り等々を狙い根がかりは非常に激しいが、
これを上手くかわして誘い上げれば食ってくるという状況で、
入れ食いのクライマックスは無いが終日全く飽きることなく釣れ続く。

途中みよし側の韓国人が3ヶ位の塊でくっ付いて揚がって来た牡蠣を割って食べ初めた。
得体の知れない牡蠣を食べる勇気は我々には無いが、流石は韓国人!強いです。
そういえば今回の同乗者達は皆真っ黒に日焼けしてたな。(韓国人は普通日焼けが嫌い)

11時半に昼食(ワカメとカルビの塩にんにくスープとキムチ他お惣菜)をとり、
再び40分程走って朝方の港近くのポイントへ。

この段階でもうウロ&ノレミは要らない。だいたい誰が捌くのか・・・
最後にクゥアンヲ(ヒラメ)を狙って頑張るが、残念ながら船中ゼロ。

では何か外道をと、キス天秤仕掛けにイソメを付けて投入・・・
暫くして魚信。期待してあげると小型のノレミ(アイナメ)がピクピク。
キスやイシモチを期待したが、これも期待はずれに終わる。

我々日本人2名は正直言って他の韓国人客を釣果の面で大幅にリードしていたが、
最後になってほぼ全員に入れがかり状態となり、ダブルも頻発。
この時点で我々はキス釣りで遊んでおり、ここで真面
目に釣りしていれば更にかなり数を伸ばせたことは間違いない。

結局18Lにほぼ満タンの25尾。ウロ6割ノレミ4割で20〜35cmが殆ど。リリースは1尾。
2時に終了後、船上で全員のクーラーを集めてきて船長が釣果を撮影。

この結果は船宿のHPにも掲載されている。
かなり良い日に来たものと思われる。
ちなみにHPの過去の写真を見ると、真鯛、マダコ、サワラなどが結構釣れている。

帰港も10分。これ、本当に助かる。楽。

船宿で顔と手を洗って帰路に着く。

連休中の大渋滞を覚悟していたが、なんと3時間強で二村洞に到着。
本当に全てが恵まれた1日となった。
幸せ。

翌日3日に国士師匠亭で近所のメンバー数名で釣果を残さず美味しくいただき、
魚を供養した。


さぁ、次の海はソウル釣りクラブ初、真鯛チャレンジ!
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