於青島のヒラマサ釣り

日時:2009/08/22
参加者:ウォンバット、もぐり、石兵衛

晩秋から初夏まで済州島で過ごしたヒラマサは、水温が25℃を超える盛夏より北上を始め避暑をするらしい。今回は、こうして黄海中部まで回遊してきたヒラマサを狙い、於青島まで釣行した。ところでこのヒラマサ達の避暑について、これまでは於青島あたりが北限かと勝手に思っていたのだが、最近になり中国・大連駐在経験をもつクラブ殿堂メンバーより、黄海北部の遼東半島沖で140cm超の巨大ヒラマサが釣れたとの衝撃の情報が寄せられたのであった。どうやら一部の個体はかなり北上しているらしく、韓国も泰安半島の沖に点在する島々の周りなどでもヒラマサが釣れる可能性が十分だ。そうなれば仁川港発根魚船(キョインパダ)から狙えるかもしれず、ソウルから車で30分の超近海ジギングエリアとして有名になるに違いない。

さてさて、この於青島での釣り、昨年まではホンウォン港近くの船宿Point Fishingに世話になっていたが、今年はどうも様子がおかしい。船の斡旋はしてくれるが、出港地は店から75kmも離れた全羅北道郡山市の南にあるビヨン港と遠く、船の名前も告げられず、「港に着いたら仲乗に電話をするように」と、電話番号だけを知らされ、なんとも不安な手配となった。

前夜23:00に二村洞ハンガラムアパートを出発した我々は、凡そ3時間で港に到し、コンビニの軒先で時間をつぶす。3:00を回り指示された番号へ電話すると、「すぐ近くにいるからちょっとだけ待ってて」と安心の返事。待つこと20分、場違いなMercedes 500SLがハザードランプを点けて我々のところへ近寄って来た。と、助手席からあらわれたのは 仲乗りのMr. Yellow Cap。同氏は昨年も我々の於青島ジギングの際、サポートをしてくれた人なのであった。互いに顔は覚えており、再会の握手を交わし、船着き場へ向かう。因みに、このMr. Yellow Capは某ジギング製品メーカーのカタログDVDに登場している。何者なのだろうか?

4:00 たくさんの釣り人を乗せた4隻が一斉に出港、凪の海を猛スピードで駆ける。船の頭上は天の川、いい天気になりそうだ。途中の島々で磯釣り師を降ろし、我々を含めた5人は懐かしい於青島へ到着。一旦、入港しゆっくり仕掛の準備。釣り場となる灯台島周りに辿り着いたのは6:30。既に出発から7時間半も経過していたのであった。

船上ではみよし寄りに韓国人組に入ってもらい、我々は、胴から艫にかけて陣取ることにした。もっとも釣座は広さ十分、エンジンを切って風・潮任せなので、どこがいいの悪いのなく、のんびりした良い雰囲気のなかで釣りを開始。

朝一、60cm級のサワラが回っているようで、早々にみよしで2本くらい上げただろうか?我々はリーダーを噛まれ大事なジグをlost。Mr. Yellow Capは、手慣れたしゃくりで1kg級のヒラメを掛けるなど魚っ気多く、“本日大漁”と確信。

しかし、その後海は突如沈黙。ヒラマサの跳ねも出たが、それも一瞬。島周りを何度も流すが食ってこない。忘れた頃にサワラがかかり、あまりに釣れないので写真を撮ったり、美味しく食べられるようにと血抜きやら何やらと処理をしていると、みよしでHit!の声。Mr. Yellow Capが小型だが本命1本を上げている。急いでジグを放るが時すでに遅し、群れは去ってしまったようだ。

この日、餌となっているのはセグロ、いわゆる10cmくらいのカタクチイワシ(サワラが喰っていた)で、ジグをひらひらとスライドさせずに、ショートピッチでしゃくり上げるのが有効なようだ。
11:00、干潮の潮止まりになり、昼食の為に於青島へ上陸。ヒラメとヒラマサの刺身に、カレイの煮つけ、アナゴのメウンタンと多彩だ。食後、15分程度の昼寝で再出港。残すは2時間。

気合を入れ直すもぐり。

午後も1本目は仲乗。ちらっと見て「小さいね」などと無関心を装うが、この時間になるとどんな型でも羨ましい。13:00を過ぎ、諦め半分となってきた頃、横を見やるとウォンバットさんはラバージグを引いている。「なんですか、それ?」と冷やかされていたが、きっちり45cmのヒラメをキャッチ。


14:00終了間際前、完全に諦めモードの中、惰性で釣りをしていると、底付近で根擦れか軽い根掛かりのような違和感。魚?なに?とフッキングもせずリールを巻く。水深もどのくらいあったか記憶もなく、しゃくっていたのかどうかも曖昧なほど、ぼうっとしていたようだ。なんだろうと思っていると向こうは頭を振っていて、魚であることはわかったが、それにしても抵抗がない。なんなんだ? 10mも巻いたころやっと魚も異変に気付いたようだ。急に走り出し、竿が絞り込まれて初めて「きた〜っ」と実感。目測85cmの貴重な1本となった。取り込み後、写真を撮ると、なんとなく逃がしてあげたくなり・・・ドボン。

聞くと、今年は低水温でいまひとつ。餌のイワシも少なくヒラマサは数が出ていないようだ。本番はこれからという於青島、9月には餌がタチウオに変わり10月まで狙えるそうだ。これで終わらない我々、また灯台島へ来るのだろうか?


尚、この日の各自タックルは以下の通り。
《ウォンバット》
Rod:Daiwa Grand Wave, G-Loomis(Joe Original Version)
Reel:Daiwa SALTIGA-Z 6500EXP, Shimano Oceajigger 3000 Exporting Version
Main Line:PE #4
Shock Leader:Fisherman FC 60~ 80lbs
Jig:GL工房、LV2 220g, Fisherman ,Andaman Jig 210g, Saurus,Hilla Jiglla 150g,
Hilla jiglla Long 200g,Shimano Stinger Butterfly 160g
Hook:Fisherman 紫電改#8

《もぐり》
Rod:TENRYU JIG-ZAM 531S-8, Daiwa SALTIGA SG HIRAMASA 60S
Reel:Shimano TWINPOWER 8000HG, Daiwa CATALINA 4500H
Main Line:PE #4
Shock Leader:Fisherman SUPER STEALTH 55lb, 100lb
Jig:GL工房 LV2 220, 270g, Hot’s 男Jig130, 280g, Hot’s Drifttune 160g
Hook:Shout POWER ASSIST 6/0, 7/0 

《石兵衛》
Rod:Daiwa SALTIGA SG HIRAMASA 54S, 56HB
Reel:Daiwa SALTIGA 4500H, Shimano Oceajigger 4000
Main Line:PE #4, #5
Shock Leader:Kureha Seaguar #18-6m
Jig:Hot’s Drifttune160~240g, KeitanJig150~200g
Hook:Banana Hook #7, SeaHunter 150lbs

おわり

Copyright(C) 2009 Seoul Tsuri Club All rights reserved