雨の中のキョンジ、あわや記録更新?!
日時: 2010年6月12日(土曜日)
場所: いつもの清平ダム流れ出し、
参加者: Tochan,ヤリ杉、NMA,ウォンバット(文責)
<釣行記>===================================================================
とうとうキョンジ狂いのヤリ杉さんの毒気に当てられて、ウォンバットも一月で3回目のキョンジ釣行となりました。
此の所メンバーが固定した感あり・・・・ 都合で来れないナンデヤさんを除き、
tochan、NMAさんも既に常連。 困ったもんです・・・・・・
前夜からの雨もものともせず、清涼里の駅にAM6:50集合。
AM7:02の出発もいつも通り。
後から思い出すと何時の釣行か全く分からなくなるんじゃないかと思いますが、
今回いつもと際立って違うのは天候! はっきり言って土砂降りです。
こんな天気でも誰一人、「止めましょう!」と言う人がいない!
KB(キョンジバカ)とかKK(キョンジ気違い)とか言う言葉が真実味を帯びてきました。
来月帰国することになってよかったかもしれない・・・・・
途中ちょっと雨が止んできてぬか喜び。
清平の駅で、ミジョン姉御の車の出迎えを受けて、AM9:30には釣り場に到着。
なんと例のヤン名人は既に釣ってるんだって!! 名人、さわやかなお人柄とお見受けしますが、
こんな雨の日に釣りなんて家庭的には恵まれないのかな?(失礼!)
閑話休題、本日は韓国のキョンジ釣り大会とかで、今の時期の大物ポイントである下流には沢山の船が既に舫われています。
皆さん大物を狙って虎視眈々なんでしょう。 ヤンさんに「大会出ないんですか?」と聞いたら、
「素人ばかりですよ・・・」だって! さすが名人!!
こちらも「雨の日の荒食い」を狙って、気持ちがはやります。
私の場合、まず2本のキョンジ竿を置き竿にしておいて(確率的にコマセがなくとも食う可能性から)
最後にコマセ袋を投入、という順序なんですが、なんと!興奮して投入したコマセ袋が流れて行っちゃった!
紐をきちんと結ばなかったのが原因で、素人以下のチョンボです。
おかげで代わりのコマセ袋を持って来てもらうのに、30分ほどタイムロス。
恥ずかし!! (1セット15000Won也)
雨の中、荒食い、とまでは行きませんが、まずまずの食いで、NAMさんんが
tochanさんが
そして我等がヤリさんが・・・・
着々と釣果を伸ばしてゆきます。 午前中自分は7本、他の皆さんも大体同じくらいだったんですが、どうも大物が来ない。
tochanさんは一発大物をバラしたらしいんですが、私にはたいした型は来ませんでした。 上流のせいかな??
昼に一旦上がっていつも通り、お昼ご飯。
今回はミジョン姉御の料理で、ピラミ(ヤマベ)の韓国風餡かけをヤン名人がご馳走してくれました。
このお料理、何でも国士さんがミジョン姉御に教えたのが最初なんだとか・・・・
今は遥か日本にいる国士大師匠、女と食い物には本当にこだわりがあります。
(失礼! 美味しかったです・・・・)
こんな雨の日(実は途中からどんどん降りが激しくなってきた!)、もっとのんびり食べて飲んで居たかったのに、
「鬼」のヤリ杉さんが、「早く行きましょう、ソジュは2本まで!」だって!!!
今回一つ発見したのは、ヤン名人もお酒が決してお嫌いじゃない事。
メクチュ(ビール)一人2本にソジュ(焼酎)2本が見事に空いた時、
一瞬不満そうな顔をしたのを私、見逃さなかった!
名人、どんどん親近感が湧きますなぁ。
昼飯も早々に、土砂降りの中を船に戻ります。本日は夕間詰めに期待してPM7:00までの釣り。
さすがに雨に打たれて、薄ら寒くなってきました。 食いはボツボツ・・・ 寒いなぁ。
You might think today some fish.
(言うまいと、思えど今日の寒さかな・・・) 分かります?
ヤリさん、tochanさん、NMAさんが一線に並び、ヤン名人と私が並んで釣っていたんですが、
途中でなぜか船宿の大だんなが私とヤンさんの船を引っ張って、急いで下流に下りました。
何でも下流の大物ポイントが、大会の解散で空いたんだとか・・・・
それなら全員で下流に行っても良いものですが、どうも常連中の常連、ヤンさんに一級ポイントを渡すのに、
隣の私もおすそ分け、というような感じだったようです。
その下流の場所もしばらくはポツポツと中小物が掛かる程度でした。 ヤンさんも同じ・・・・・
ところが後から入った船宿の息子とその子供の船は、同じ場所で瞬く間に巨大なヌチ(ニゴイ)を掛けます!
後検量で67センチの大ヌチ!! ヌチの記録は最大75センチ前後のはずなので、これは間違いなく記録物!!
こんなのが居るんだ!
その後、この船は大小取り混ぜて爆釣! ヤンさんと私にはまだ中、小物がぽつぽつ・・・・
朝早くから釣っているヤンさんは、「もう上がります」と一声掛けてオールを漕いで行きました。
私とその船の距離も本当に僅か。 何が違うんだろう?? こういうときは敵陣の偵察を強化します。
誘い、コマセ、船からの距離、別段変わったことをしているようには見えない。
あっ!ずいぶん重い錘を使っている! 糸が流れに乗らずに、船のごく手前に落ちています。
私は普通、流れの中で自然に餌が泳ぐように、錘は軽め、ハリスは一尋以上、とかなりライトに流すようにしています。
今まではそれが奏功したことも度々でした。
半信半疑で、タックルの中の一番重い錘を付けてそうっとコマセ袋のそば、と思しきところに送り込むと、
一発でググンッと重量感のある当たり!! やわらかめの方のキョンジ竿は大曲りに曲がります。
バシッバシッとキョンジ独特のドラグ機能で糸が出てゆきます。
ここからは慣れたもの、魚を驚かさないように少しずつ巻いて距離を稼ぎ、
魚を浮かせつつ糸の弾力も十分に効かせられる3~5mの距離で思う存分魚を暴れさせます。 逃がしてなるか!
やがて空気を吸ってもぐれなくなった処で玉網に誘導。
やった~!! 前回作った記録の59センチを抜いたかもしれません。
雨の中、粘って得た大物に、うれしさが募ります。
その後、このメソッドが効いて爆釣。
50センチ以上2本を含み、最低でも30センチ、40センチ台もかなり入ってあっという間に10本以上を釣り上げました。
今回は一日通しで23本! 型も数も満足、の一日でした。
下記に他のメンバーに振り返ってもらいましょう、、、
Tochan記
今日の水温18度、来るたびに上がっています。雨できっと活性もあがるぞ。
22cmクラスを1本あげたあと、置き竿に来た! 糸がどんどん出る。これは大きい! 慎重に巻き上げる。重い! 途中、ただのごみ袋かと思うほどおとなしくなる。しかし、引いてくると姿が見えた! やった、にんまり、これは60cmクラスだ。この時点では後の悲劇をまったく予想せず、落ち着いて巻き上げる。船の中ほどに移動し、万全の体勢を取る。ところが3mを少し切ったと思われるとき、バシッ! オーマイGod! 針が外れたのだ。。。。
そのあと、大物は全然来ず。今日の成果:まぼろしの大物1本、釣れたのは小物11本。
反省:ヒミチュ
帰ってからやったこと:錘の重さを測定、マジックで書き込み、次回に備える。
次こそ60cm。
ところで、WBさん、到着時刻は、9:30ではなく、8:30ですよ。。
NMA記
前日はやり杉さん宅に泊めていただいていたのですが・・・
朝起きるとまさに、雨、それもかなりの雨量。
心の中では、こういう日は家でのんびりするのもいいな~と思っていたのですが・・
誰も中止なんて事はおっしゃいません。流石です!
釣り場に着くと思ったほどの雨ではなく、十分釣りが楽しめる状態でした。
午前中はボツボツだったのですが、すぐ左横のTochanさんが大物をかけて、
取り込み寸前のところをばらしてしまったのを目撃してしまいました。
記録物のサイズが見えていたのに、残念です。
午後は、3時から4時を除いてボツボツつれたのですが、
今回は、右横のやり杉さんが、入れ食い状態!本当に何回も連続で釣り上げます。
すぐ横の僕には何にもつれないのに・・イヤー流石です。!
ですが、こんな僕にもそこそこ釣れて、雨の中でしたが楽しい釣りになりました。
次は大物!を狙いますよ。
やり杉記
前回たくさん釣れてしまった幼魚を防止するため、針を丸セイゴ13号にサイズアップ、
小物の微妙な当たりを回避、それでも結果は幼魚中心30匹
タモ使用回数1回で40cmレベルが3匹でした
数を上げればその分大物の確立が上がると思っているのですが、大物が引っかかってくれません、、、
それから、ヌチとは思えない、ものすごい左右への引きにウッシッシ~と思いましたが、
よく見るとエラに針がひっかって、幼魚が大暴れ~大事な名人竿が曲がってしまいました、、、(TT)
次回こそ~~~♪
上流でもヤリさんが爆釣モード突入、で30本、と数の上では最高の釣果になったようですが、
型のほうはイマイチでちょっとフラスト。 tochanさんが20? NAMさんが15?? というような結果だったようです。
(謎の韓国人?!)やり杉~
NMAさんご満悦~♪ Tochanさんのバケツもたくさん~あの一匹が=
私の大物は、後検量で53センチ、と自分の記録に6センチ以上及びませんでした。
今の時期、雨と水温上昇で魚の活性が上がり、魚の力が強烈になっているので、
前回より大きい、と勘違いしたからでしょう。 それでもこの釣果には大満足でした。
錘の重さのちょっとした違い!! 今回もまた、この釣りの奥の深さを体感した一日でした。
かなりのボリュームの水流のなかで、コマセは遠くに散ってゆく、と考えて糸を長めに取ってきていたのですが、
実際の魚はポロポロとこぼれるコマセ袋に、場合によりうんと近くまで寄ってくることがあるようです。
そういえば初めて見させて貰ったヤンさんの船には船端に大小さまざまな錘が、重さごとに整然と並べられていました。
この釣り、もっともっと進化します。 ソウル釣りクラブの皆さん、後はよろしく頼みます。
(おしまい)
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