ソウル最後の釣行、ホンウォンのタイラバ、カカリ釣り 日時: 2010年7月3日(土曜日) ナンデヤ、もぐり、ソンオ、ヤリ杉、まっつん、NMA,ウォンバット(文責) 釣行記: 7月3日は私の誕生日、それに転勤で明日にはソウルを離れる事が決まっているのに、 これがソウル最後の釣り!とばかり、ホンウォンからタイラバ、カカリ釣りの船を仕立てました。 少々遅れてのソウル釣りクラブ、潮水斑例会であります。
土曜日の午前零時(金曜日の午後12時?)に出発。 よくありがちな「爆睡による欠席」もなく、すぱっと全員揃います。 相変わらずスタートからビールの応酬で、夢はタイの爆釣!たまにはヒラメ位混じっても良いかな? などと・・・・・ こういう時は危ない! 過去の経験ではボーズになる確率が ???? もっとも週末予想された大雨は、何とか回避でき、 4時半の出船の頃パラパラと降っていた雨も徐々に収まってきました。 先週の釣り情報によると、他船は遅い乗っ込みに遭遇しているらしく、 マダイが沢山釣れているようです。それから3時間・・・・・・・・ 釣れない・・・・・釣れない・・・・・・釣れない・・・・・・ マダイらしきあたりは全くありません。 皆さん秘蔵のタイラバ、重さも60~100グラムを各自使い分けて、 定番の超スローただ巻き釣法から、しゃくりを入れる者、インチクを試す者など、 いろんな釣法でタイのご機嫌を伺いますが、釣れてくるのは・・・・ 釣れてくるのは・・・・・・・・ せいぜい小型のノレミ(アイナメ)だけ・・・・・・ いつもの言い訳みたいだけど「潮が全く動きません!」 衆議一決、タイラバを見切って本日のメインイベント、カカリ釣りに突入します。 ここ於青島(オチョンド)周辺は水深15~30m程度の多島海になっているため、 潮さえ効いて来ればカカリ釣りには最適な環境、というのが我々の見立てです。 現に先週、結構なタイがカカリ釣りで上がっているようで、一同気合を入れて準備します。 船端から潮に乗せて大量のアミを込ませ、同時に浮きと人によりコマセカゴも入れて、 潮に任せて流て行きます。 ところがどっこい・・・・・こちらも食わない・・・・・・・・・・ 前日までの雨は上がってつり日和にはなったんですが、浅い多島海では真水の影響も 大きいんじゃないか、と思いました。 何しろ本当につれないんです。 カカリ釣りは潮に乗って浮きを流すため、片舷しか竿を出せません。 私は幹事の立場上、はじめは皆さんの釣りを見ていたのですが、 途中からちょっとやってみることにしました。 カカリ釣りは基本浮きが見える範囲の70~80mくらいまで流して、 食わなければまた元に戻してやり直すのですが、 どうも当日はそんな調子では全く食ってくれないようでした。 そこで思い切って150mくらいまで浮きが見えなくなっても流し続けてみました。 浮きは単にタナを調節する道具、と割り切って見えても見えなくても広い範囲を探ってやろう、 という作戦です。 はるか遠くの見えない浮きを巻き取ろう、 とすると・・・・何か重い? 重量感があるだけで魚かゴミなのかも分かりません。 やがて海面に見えたのは・・・・・・・ ジャ~ン!! 何とヒラメでした。 当たりも取っていないのでまぐれで釣れちゃったようなものですが、 本日初めての魚らしい魚で、とてもうれしかった!! 明日にはソウルを去る身、魚もなんとなく見るに見かねたんじゃないでしょうか・・・・・・・ というわけで本日は天気晴朗なれど釣果の方は絶不調。 午後は早々と切り上げてバスに戻ります。 「私は明日の朝、日本に帰らなきゃいけないので、夜の宴会は失礼します」と言ったら、 やさしい(?)釣り会の人達が、「それならバスの中で宴会にしちゃいましょう!」だって!! 結局宴会席まで作れるバスをわざわざチャーターしてきて、 昼間から帰りのバスで大宴会!いやぁ~楽しかったけど飲みすぎました・・・・ と言うわけで私ウォンバットの4年半に亘るソウルの釣りはこれでおしまいです。 ソウル釣りクラブの皆さん、本当にお世話になりました。 皆さんがいなかったら、私のソウルも随分と狭い範囲の釣りしか出来なかったろうし、 それに何より良い友人たちとの釣行は無条件に楽しかったです。 釣りは一生続けるつもりですので、日本に帰ってもまたよろしくお願いします。 最後に皆さんの健康と釣運を祈って ペトリハイル!! お元気で・・・・
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