今回も初優勝!さあ誰?2012BMT第3戦

日時: 2012527日(日曜日)

場所: 全羅北道ソヤンチョン
午前の部: 6:00-15:00

リミット: 3
参加者: Kaffee氏、まっつん氏、ベジータ氏、ウッドチャック (釣行記:ウッドチャック)

第2戦終了時点の順位表だ。まだ優勝争いという段階ではないが一応ウッドチャックが暫定1位。続いてまっつん氏、ナンデヤ氏、Tochan氏とベジータ氏が同点、続いてKaffee氏、カジキマグロ氏。ウッドチャックに去年のような勢いがみられず混戦。またここまでリミットメイク達成者が第2戦のまっつん氏ただ一人、○―ズも続出するという展開だ。この第3戦が優勝の行方を占う大事な試合となろう。場所は地形複雑なソヤンチョン。

 

 

 

戦場はプリスポーン狙いの春から一転初夏のカバーに変わる。葦、菱藻、リリーパッド。多様なウイードが待ち受ける。この戦場を制するのは誰?そして今回は鮒師とは穏便に済ませられるのか?絶好の釣り日和、水温24度。午前6時、ウッドチャック号、Kaffee号、ベジータ号、順に出船。

 

 

今回は、上流から行こうと考えていた。これまでキロフィッシュを獲った上流ポイントに朝マズメのうちから入る計画だ。フロータからのキャストでバックハンドキャストが上達すればと思うが、フォアほど精度が出ないため右利きの自分は左回りの方がポイントを回りやすい。しかしここのソヤンチョンでは右岸から入水のため、初めに上流を目指すと必ず右回りになってアプローチが難しくなる。そこで今回はまず左岸をめざしそこから左回りで上流を目指すことにしたのだ。

 

左岸に到着。流れ込み部へ向かって進む。

6:53 アンモナイトシャッド、トップ、出たがウイードにまかれる。

7:04 アンモナイトシャッド、トップ、300g級一匹。

 

左岸流れ込みより一本右に移動。リリーパッドの群生地帯。水深は1mぐらい。ここでボイル乱発。ボイル付近にフロッグを入れるがあたりなし。特に目の前のリリーパッドでボイルしたときはすぐに入れたのに不思議と喰わず。焦る。あざ笑うかのようなボイル、ボイル、ボイル。フロッグは白。あとでわかるがこの日はダーク系の方が好反応。何でも喰いそうな激しいボイルだったがミスマッチ・ザ・ベイト。

 

8:20 ゲーリーネコリグで針ごと持ってかれる。結びが甘かったか?

8:30 ボイル打ち、反応なし。

9:00 白フロッグで掛ったがばれた。これはボイルではない。

 

右岸流れ込みへ移動。今日はすこし水流が弱いのか、立ちこみでほぼ最奥部まで進む。

 

9:57 スピナベにヒット、300g

 

下流へ移動。

 

10:30 ゲーリーネコリグ、200g

10:40 ゲーリーネコリグ、300g

 

さらにすこし下流へ下がる。水路左右にリリーパッド。フロッグの色を変える。ここで、ばらしたがフロッグに何度かあたりがある。

 

11:03 45-50cm、キロ級、黒フロッグ、バラシ、目の前まで寄せた。あと12回いなせば取れるとこまで来たのに無念!

12:11 茶フロッグ、バラシ

 

初夏のフロッグはノリが浅いのか。本気食いではないのか。出ても一度しか出ないようだ。

しかしこれでフロッグでいけると判断する。いや勝つにはこれしかないと決める。ネコリグで獲っても200-300g級しか出ない。これが今日の「その時歴史が」の瞬間だった。この辺からリリーパッドを見つけてはフロッグをやり続ける。検量まであと約3時間。

 

上流部の目ぼしい場所をもう一周する。しかし出ない。出るまでやる、がフロッグのセオリーだ。

 

13:03、ちょっとネコに浮気、下流に降りてきて右岸側。200g級。

13:22、広いところに出たのでシャワーブローズ、トップで1匹。300g級。こいつはうれしい一匹。

 

入水ポイント前のオープンウオータ部のリリーパッドをフロッグで攻めていく。リリーパッド群ごとに1回ぐらい反応は有る。しかし夏のように連発しない。

ベジータさん後談、3倍のテンポらしいが、それでも自分のテンポの中でスピード、アクション、コースを変えつつ攻める。リリーパッドの中でも出そうなところ、タイミングがわかってくる。

14:38、やっとフロッグで1匹獲るが、小さい!よりによって大物狙いのフロッグで獲れた一匹が200g級。

 

15:00最後に帰港。そして検量。

 

さて結果は

 

 

これぞ男のダウンショット、やっぱピンスポット狙いやで2.02kg、初優勝!ベジータ氏

 

実績、実力からして今回初優勝なのが意外なぐらいですが、優勝はベジータ氏。見事2.02kg1.22kgのキロフィッシュ2本を男のダウンショットで仕留めました。

 

3戦、終わっての結果です。各戦優勝者が異なる混戦。この時点で依然暫定首位はウッドチャックで26点、続いてまっつん氏22点、ベジータ氏が20点で続きます。以下2戦参加のKaffee18点、ナンデヤ氏14点、tochan10点、そして1回出場のカジキマグロ氏5点と続きます。まだ4戦残っています。全員に優勝の可能性があります。頑張りましょう。

 

 

 

それでは、ベジータさんの優勝のコメントと祝辞から、

 

「早速の祝辞を頂き有難うございます。

今回の勝因は、2つポイントがありますね。

 

1つ目はシェードの意識ですね。 

葦際を攻める際に時間によって太陽の動きに合わせてアプローチする方向を変えたこと。 これで1.2Kg と 0.6Kgを捕りました。正午過ぎには太陽が真上に来てシェードが無くなったので、ヒシモの下のバスを狙いました。フロッグを持っていなかったので、ゲーリー6インチグラブに小さめのシンカーを付けて攻めました。基本はグラビンバズですが、ヒシモの隙間に落とし込みも出来ます。これで2Kgを捕りました。

 

2つ目はダウンショット(常吉)の解禁です。

10年前にダウンショットは釣れすぎるのは知っていましたが、女の釣り方と考えて封印しました。(スイルさん失礼)男は黙ってラバージグかと・・・。

しかしここ2戦で釣果が得られなかったのでダウンショットを解禁しました。しかしヘビダンです。ソヤンチョンは野池のような感覚で釣りが出来て攻略も簡単だと考えます。しかしフローターに乗ってはキャストがイマイチ決まりません。そこで偶に決まったキャストもラバージグなら一瞬でポイントから離れてしまいますね。もう一度同じポイントにと思っても上手くいきません。そこで有効なのがダウンショットですね。下手なキャストもマグレで上手くいけば長めに誘えます。それで本日は良い結果となったようです。

 

朝一もヒシ藻の中で50cm前後のバスを掛けたが、フローターでは角度が無いので抜けませんでしたね。

まだまだ課題の残るフローターフィッシングですね。」

 

セミプロ氏:

「べジータさんへ

BMT初勝利おめでとう御座います^^v

いよいよ本命始動ですね。

年間優勝目指して頑張って下さい。」

 

スイル氏:

「ベジータさん

おめでとうございます!

ピンスポット狙いのシャローマンが勝つなんて、カッコいいですね。

これからもそのスタイルを通して下さい。

ちなみに、僕はダウンショットよりノーシンカーやジグヘッドを多用してました。」

 

もう遊びは終わりや、これからは俺の時代やで、覚悟しいや、優勝のベジータ氏

 

 

以下2位以下のみなさまの記念写真と感想です。

 

魚は小さいが、葦際のデータは十分に確保、次回に期待、第2Kaffee氏、

 

「ベジータさん、初優勝おめでとうございます。

フィネススペシャリストらしくソヤンチョンでの優勝ですね。

 

韓国は、最近2週間ほど2529℃の暑い日が続いており、完全なアフターパターンを想定していたのですが、まさかスポーニング中のバスが残っていたなんて。思い込みはダメですね。それで完全に読みを外してしまいました。朝はトップで反応を確認して、下流域でゆっくり攻めるつもりだったのですが、反応がイマイチ悪く、サイズも小さい。予定を変更して、大きいのを探して上流域に向かうが、やはり小さい。ソヤンチョンの(私の)いつものパターンだ。なんとかしようと、バックスライドとネコリグを駆使して、シェードやオーバーハングを撃って、数だけはそこそこ。帰ってきてからメモを確認すると小さいのを含めて23匹でした。ソヤンチョンでは大きいバスの居場所をまだ読めません。でも、沢山釣れるのでいろいろ練習にはなります。ベジータさんのコメントを読むと、私にはフィネスパターンにもう少し幅が必要ですね。私、バックスライドとネコリグをやっとマスターしただけで、ダウンショットもグラビンバズもやったことがありません。思い込みも含めて、経験不足ですね。それと、キャスティングを少しづつ改造中。飛距離と精度をアップしなければ。今年は毎回優勝者が異なる混戦ですね。次回、頑張ります。」

 

 

前回優勝、風も少なくボート有利な条件でしたが残念、第4位まっつん氏、

 

「朝一のゴールデンタイム、ホッパーで狙うも反応も無く…。赤いネズミタイプのフロッグでウィードの上を探っても生体反応無し。""の文字か頭に浮かびかけた頃に、フローティングのソフトルアーで、ウィードの中から立て続けに、豆バスを引っこ抜き、気持ちが楽になりました。最終的には、豆バスを含めてリミットメイクしましたが、あえなく最下位。次回はもう少し頑張りまーす!」

 

そして私、またもや釣行記の、第3位、ウッドチャック。

 

「ベジータさんおめでとうございます。はっきり申し上げて、あなたはいつでも優勝できる状態でした。流石です。

私も巻物派の印象(ホントに??)とは裏腹に実はソヤンチョン勝利数が高く結構自信があったのですが、今回いつものルートを変更して勝利ポイントへの道筋を急いだせいか、キッカーフィッシュゼロの結果になってしましました。言い訳ですが、フロッグでランディング直前でばらした推定キロフィッシュを取っていればと思います。でも勝つには2本は必要でしたね。バラシ後は4時間フロッグ一本槍で玉砕しました。ああもう握力ゼロ、アサヒ生も持てない...。忙しいですが、今のソヤンチョンにもう一回来たいですね。」

 

 

おまけで、日本で活躍中のセミプロ氏の釣果。

国内某所のスモールだそうです。

いい釣りしてますね。

 

「スモール ヨンゴー 1.22キロフィッシュです。

ルアー。。。。

もちろん男巻きです」

 

Happy Bass-day!

 

 

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