初釣り、タラ釣り


日時: 2014年1月18日(土曜日)
場所: 東海(日本海)コンヒョンジン港
天候: 晴

参加者:総勢9名
ソンオ、ソンオJr、ギョーム、エトゥ、あじる、ナンデヤ、笹倉山、さわやん、AO(記)

2013年12月下旬に縁あって韓国ソウルにやってきました。
好きな釣りを韓国でも満喫したいと思っていた矢先、見つけました!

あった!!ソウル釣りクラブ!!
さっそくメールしてみたところ、返信には、なんと今週末に釣行があり、参加しませんか?と返信あり。
即参加希望の旨をメールで送信したところ、18日(土)2:00AMに龍山区二村のセブンイレブン前に集合とのこと。また防寒、防風、防雨の徹底と酔い止め(キミッテ)の案内あり。
たしかに韓国は寒い(今の時期は氷点下の日が続いている)。冬の釣りをなめちゃいかんなということで、HomePlus(ショッピングセンター)の登山系ショップにてウェア上下と長靴を購入。
次に酔い止めのキミッテ??ってなんだろ・・・
船酔いはしないから、不要だろうとタカをくくっていたところ、釣行先が「東海」。
聞いたてみたら、韓国の東海岸で、日本海側とのこと。
おおおおお!真冬の日本海かあ。波も荒そうだなあ。これこそなめちゃいかんなあ。
ということで会社の人に頼んで購入してきてもらいました。酔い止め薬ではなく、シールを耳の下に貼って酔い止め効果が得られる代物とのこと。またシールを触ったらかならず手を洗うように厳重にいわれました。目に入ると失明の恐れがあるらしい。ということはかなり強い酔い止め効果が期待できるのでは。

そんなこんなもろもろ2日間ほどで準備し、当日深夜1時過ぎにタクシーを拾い、途中あじるさんと合流し集合場所へ。

毎年恒例のようで、大型バスを貸し切って東海へ出発!
4・50人は乗れるバスに9名で乗車のため、疲れもなく、移動中は睡眠もとれ、行きも帰りも快適な移動でした。


港につき、船宿で竿と電動リールを借りて、いざ出船!
ソンオさんが皆の仕掛けのセットをしてくれ準備万端です。ソンオさんありがとうございます。



前半はタラ釣り。しかしあまり期待はできないという。。。なぜ期待できないものを狙うのか??
どうやら釣れなくても、この時期にあえてタラを狙うという当クラブの伝統?らしい。

仕掛けはというと、400gのでかいメタルジグを錘とし、上三本バリの胴付仕掛け。さらにハリにはソフトルアー(ワーム)をつける。実績はあるようです。

では早速仕掛け投入です。
投入後すぐに左右前後へ仕掛けが流れる流れる。。。。
船も動いているのですが、とにかく潮が速い!!
水深120m前後あり、なんども底をとりなおし、底から10m位までを誘いながら繰り返し狙う。

何度か船もポイントを入れ直してトライするも、船中HITなしが続く。。。
釣れない時間が経過し、だんだんとみなさん言葉少なくなってきたところ、
「あと一流しして、だめならカレイへいこう」とソンオさんの一言で、最後の一流しへ。
すると、そのソンオさんが「きた!かも?」と竿をまげています。
あげてみると、50㎝程の本命を釣り上げました!

タラがいることがわかったので、もう少し同じポイントで粘りましたが、誰の竿も曲がらず、カレイ釣りにチェンジ。

カレイのポイントまで移動すること約30分。ほか釣船も集まってきているポイントです。
カレイはかなり期待できるらしい。

仕掛けもチェンジです。錘は先ほどと同じ400gのメタルジグで、今度は7本バリのフラッシャーサビキへ。ハリにはイソメをつけて投入。このイソメをつけるのがかなりの難作業。
何せ寒いので、手が凍って思うように動かない。。イソメも寒さのせいかあまり動きはよくなかったですが、凍てつく手で、なんとか7つ全部につけて投入。
このポイントも水深100m以上ある深場で、潮も速い。
何度か底を取り直し、1mほど巻いて待っていると、コツンと本日の初あたりがありました。
カレイ釣り前の説明では、なんでも、ダブルトリプルはあたり前のようで、あたりがあってもすこしラインを送り込み、ダブルトリプル以上を狙え!とのこと。
言われたとおり、少し送り込んで待ってみます。するとまたコツン。キス釣りに似ている感覚ですね。
もういいだろうと上げてみると、25㎝クラスがダブルでついてました!
韓国での初釣果!!!やりました。
また、難作業のイソメを付け、再度投入。底につき少し巻き、まっていると
コツン、またコツンと。欲をだし、さらに糸を少しおくり、待っていると、またコツンと。
よし!と巻き上げてきたところ、イメージ通りトリプルでかかっていました。
この釣りは面白い!
まわりのみなさんもダブル、トリプルと竿をまげております。隣りのあじるさんも4匹掛け!

アベレージサイズは25㎝位でしょうか。大きいもので40㎝程もあがっていました。

皆がカレイをダブルトリプルと上げている中、ギョームさんがタラをあげる!

付けエサをイソメから、ワームに付けかえてタラを狙っていたんだそうです。
ズバリ的中ですね。みなさんいろいろ工夫されているんですね。
ギョームさんは何度目かのタラ挑戦で、本日が初ゲットだったようで喜んでおられました。

さあ、まだまだ釣るぞー!と意気込んでいたところ、徐々に風が強くなってきて、
船も相当揺れはじめました。船長曰く、この風は止まないとのこと。まわりの船もいつのまにか少なくなっています。
まだまだやりたいのですが、風は止む様子もなく、本日はこれにて沖上がり!

釣った魚を船宿のおばちゃん達に下処理してもらい、反省会へGO!

ギョーム亭にて、ソンオさん、ギョームさんが刺身、バターソテー、鍋と釣りの疲れもあるなかみなさんのために絶品の料理を作ってくださいました。

やっぱりみずから釣った魚をその日に食すことができるのは釣り人の至高のひとときですね!美味しかったです!!

(おしまい)


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