2月例会「ワカサギ氷穴釣り」

2016年3月例会「サクラマスチャレンジ2nd」釣行記

日時：2016年3月27日
場所：江原道
天候：晴天
参加者：あじるさん、ハムさん、kaffee
釣行記：kaffee

前回のサクラマスチャレンジ1st(3/13)は、この時期にしては
珍しく13℃まで気温が上がって、しかも（暖かい）雨の予報
だったのでチャンスだと思ったのですが、現地は雨が
降っておらず、水温も5℃～8℃とイマイチでした。
そして、事前の調査（航空写真地図）での予想通りのポイント
でバイトを得ることができましたが、フッキングには至らず。
一瞬ギッラッとした魚体は50cmオーバー。
大きな忘れ物をしてしまいました。
一応、その後、回復前の40cmヤマメをゲット。
やはり下流域に回復のために落ちて来ていることが
確認できました。

今回は気温は最高8℃、前回ほど暖かくはないけれど
忘れ物を返してもらわなければならないので、
暖かくなるのを待ちきれずに釣行。
今回はあじるさんと渓流初めてのハムさんと3人での釣行です。
本当はベジータさんも行くはずでしたが、飲みすぎたらしくキャンセル。
3人を乗せて出発してしばらく、ヨンインのあたりで雪がちらつき始めました。
その後、日本海側にでるまでずっと雪が降り続き、
途中で7～8cmほど積もっているところもあって、
本当に釣りになるのか不安な往路でした。
しかし、日本海側に出てしまえば雪も雨も降っておらず、
気温もだんだん上昇してきてひと安心。
現地に到着、準備していざ釣行。前回の大きな忘れ物をしたポイントです。
今回はネイティブトラウト用の6ft6inのロッドで軽めのアクションの
良いミノーを遠投して攻める計画です。
そして、第1投、ルアーをピックアップするときに目の前で
何の負荷もなくリーダーが途中でプツリと切れてしまいました。
何かミスでもした??すぐに結び直して第2投、
今度はピックアップするときにPEで切れてしまいました。
どう考えても変で、ロッドを丹念にチェックした結果、
トップガイドのトルザイトが欠けてカミソリのようになっていました。
これでは、どうにもなりません。

結局、6ft6inのロッドは諦めて、あとで支流で使うつもりだった
5ft2inのロッドに変えるしかありませんでした。
いつも渓流で使うメインロッドよりも
もっとしなやかな柔らかいロッドです。
サクラマスチャレンジなのに最悪。
6cmミノーでどんなに頑張っても40m程度しか飛ばない。
6ft6inなら60～70m飛ぶのに。全くポイントに届かない。
あじるさんやハムさんが使っているバッドが強化された
6ftのロッドが羨ましい。あじるさんもハムさんも私もこのポイント
では20cm程度のヤマメを釣ることしかできませんでした。
次回、このポイントでリベンジしたいですね。

ハムさんの初めてのヤマメ

次に一段上流側のポイントに移動。
ここは、前回、40cmヤマメを釣ったポイントです。
とにかく、遠投できないので魚が付きそうな近場の
ブレイクラインを攻めてみることに。
第1投、何も異常無し。
第2投、約40m投げて対岸の岩盤近くに着水、
ルアーをアクションさせながら10m程度先のブレイクライン
まで来たところ、その時は突然やってきました。
ガッツン、ドラグが鳴ってスプールが高速回転、ファーストランは
20m以上でした。
銀色の弾丸の名にふさわいスピードとトルクのある走りです。
タックルとパワーのレベルが違いますが、
走りはメーターオーバーのヒラマサに負けていません。
とにかくドラグを徐々に締めても、少し寄ったら走られるの繰り返し。
あとで計測したら最終的にドラグは800gになっていました。
通常、尺ヤマメ狙いで設定は450g、尺ヤマメや管釣りのニジマス50cm
でもラインは少し出るだけの設定です。
800gは3kgオーバーの真鯛を狙うときの設定です。
しなやかな渓流ロッドのパッドも伸される一歩手前の限界ギリギリ。
ラインはPE0.4号、リーダー5lb、無理はできません。
ちょっと離れたところにいるあじるさんに声をかける余裕もありません。
かなり集中していたので、正確にはわかりませんが、3～5分程度ファイト
してなんとか姿が見えました。ヤマメではなく完璧にサクラマスと確認。
ランディングネットを差し出すと暴れて走っての最後のあがきを数回繰り返し、
ヤマメ用の小さなランディングネットに何とか頭を入れて捕獲完了。
そう滅多に出会うことができない素晴らしいコンディションのサクラマスでした。
すぐに、あじるさんを呼んで写真撮影。

これで海から2番目の堰堤を越えていることは確認できました。
さらに、上流のポイントに移動します。あじるさんもハムさんも
釣れるとわかったせいか、ここではお二人が頑張りました。
まずはハムさんがヒット、結構大きいです。
しかも、ヤマメではなく、これも立派なサクラマス39cm。初渓流でスゴイです。

ハムさんがフックを外している間に今度はあじるさんにヒット。
これも良型です。
この時期にしては珍しくコンディションの良い尺ヤマメ31cm。
あじるさん、祝初尺ヤマメ。

この後、さらに上流側に移動しますが、あたりは無くなり、
お昼を摂りながら支流と中流域に向かいます。
キャスティングやルアーのアクションなどのレクチャーを
しながら綺麗な小ヤマメ達に遊んでもらいました。

おしまい。