2016年6月有志釣行「初夏のサクラマス&ヤマメ釣行記」

日時:2016年6月11日
場所:江原道
天候:晴れ時々曇り
参加者:kaffeeさん(キャプテン) あじるさん(副キャプテン) Tochanさん(初参加)
    はむさん ハントさん(経験者 初参加) べジータ(初参加)
釣行記:べジータ







 小生、初渓流という事で、取り敢えずヤマメ ヨルモゴの顔を見たいという事を目標
に胸を高鳴らせた。新たな魚種に挑むときは童貞喪失前のワクワク感が甦る。
どんな魚体が私の童貞を奪ってくれるのか???
kaffeeキャプテンも初の大人数釣行という事と初心者2人を考慮して、
釣行スケジュールをアレンジ頂き
グループ分けをして行動する事となった。 グループは下記の通り
 ・Kaffeeグループ  ハントさん  べジータ
 ・あじるグループ はむさん  Tochanさん






小生ベテラン二方とのグループになり取り敢えず足を引っ張らないようにと願う。
先ず、到着したのがサクラマスが狙える下流域。
初心者の練習も兼ねてという事で6人全員同じポイントに入った。
取り敢えず、諸先輩方の釣り方を見学した。 
70mmミノーをフルキャストして着水直後から微小トゥイッチ。。。
なるほど なるほど・・・・。 
ポイントも広く魚がスクールしてくるのを待っているのか?
  バス経験者の小生は近くのウイードを見つけては横をトレースするが
まったく魚っ気が無い。
またミノーはウイードに引っかかったり、ウイード近くでステイさせると
シンキングの為沈んでしまう。 難しい・・・。
そもそもサクラマスはウイードに隠れているのか??
 (後で聞くとヤマメはルアーをステイさすと見切るので駄目らしい)
開始10分後はむさんが遠投して微小トゥイッチでいきなり40overのヤマメGET。
綺麗な魚体です。 しかし、ヤマメとサクラマスの見分けが難しい。 



事故にあうのを待つしかないと小生も遠投して微小トゥイッチ・・・。 不発・・・。
kaffeeさんは「3連発だけど1バラシ。 バラシた魚は大きかった」と・・・。
ポイントを聞くとブレイクラインとの事。 
なるほど なるほど・・・・・・・・。 やはりバスと似てるのか?
ブレイクに沿ってミノーを駆け上がらせたが、岩に引っかかったり 
思わぬところにウイードがあったり・・・。
テキサスを引きたい気分だな・・・。 結局ノーバイトで移動となった。
Kaffee先生流石ですね。 写真の撮り方もカッコいいです。



2つ目のポイントに移動。 ここからグループに分かれて行動する事となった。
我々のグループは下流の瀬を攻める事となった。
しかし、水量不足で瀬に魚は居ないとの事で流れが緩やかに
なっているポイントをトレース。
ブレイクラインを意識しつつ・・・。 全員不発。
上流グループと合流する事になった。 
移動中、ハントさんに初ヒット ウグイ 30cm Get 
外道魚だが、生命感あるのが羨ましい。
私も何でも良いので釣れて欲しい・・・。 
(まだ、自分のルアーの動きに不安が残っていた)
上流グループと同じ淵に入り少し釣らせてもらった。
すると小生にも突然ヒット・・・。 外道のウグイだ。 30cm 
取り敢えず魚を触った事が自信になり、集中力を持続させて
キャストを続けた。
すると、またヒット、今度はロッドに伝わる感触がウグイとは違う、
ナマズのようなクネクネ感・・・。
初めてランディングネットを背中から取り外しランディング成功。
  見るとヤマメだ。 大きくは無いが27cm程度だろうか。
  難なくヤマメ童貞卒業となった。
よしよし、次はサクラ狙いだな。
小さくて申し訳ないですが、初物なので






気を良くしてミノーサイズを50mmから70mmに変更。
 サクラマス狙いで遠投してみる。
50mmミノーでは対岸の淵まであと10mという飛距離だったが、
70mmに変えるとルアーが対岸に突き刺さった。
5投目ぐらいでルアーロスト・・・。

3つ目のポイントに移動。 ここでサクラマスの最後のポイント。
可能性低いがサクラ狙いは下流 ヤマメ狙いは上流という事で
 Kaffeeさん はむさん べジータ サクラ狙い
 あじるさん Tochanさん ハントさん ヤマメ狙い となった。
良い感じの淵でかなり水深ありそう。
 ミノーを着水させてカウントダウン 5秒ぐらいで巻いてみる。 不発。
ラインがナイロンなので直ぐにルアーが浮き上がろうとする。
淵を攻めるのはフロロのほうが良さそうな感じ。
ウグイの20cmが数本釣れた。
まあ生命感があるのは良い事だが、桜は不発に終わった。
上流組みのハントさんは韓国初ヤマメ2匹 アジルさんもヤマメGETとの朗報。
合流して昼食となった。
ハントさん韓国初物おめでとう御座います。 見事な尺山女。






4つ目のポイントに移動。
ここからヤマメのみ狙い。 上流に向かうに連れて川幅が狭くなっている。
あじるさんにポイントレクチャーを受けて対岸ブッシュから水が巻いている付近を散策。
1級ポイントにはtochanさんに優先的に入ってもらった。
良さげなポイントの前には、腐ったウイードの切れた奴が
浮いていて攻め辛い。
対岸のブッシュ付近にルアーを落として浮きゴミを避けて
糸を沈めてトゥイッチ開始。
3連発でヤマメGET。 サイズはまたも尺足らずだが、
気分は上々。
スレがかりのヤマメは自らローリングして体中に糸が
巻きつき亀甲型の模様が付いていた。
かなりMっ気のある魚である。 しかも瀕死状態? 気絶?
何とか一命を取り戻して帰還頂いた。
バスならあそこ攻めたいなというポイントがあったので攻めてみる事にした。
水が動き難そうなワンド状の場所。 水中に綺麗なウイードもチラホラ。
あじるさんに聞くとあそこはベイトの溜り場になってるとの事。
なお更攻めてみる事に、ウイードを絡めてウイードを切ったところで
後ろから黒い魚が追尾してきた。
急いでトゥイッチ開始・・・。 ここでもヤマメ1匹追加。
(ここでの4匹は採寸はしていないが目測30弱)
初めてサイトで食わせたのは感動である。

5つ目のポイントに移動
ここでの藪漕ぎは非常に辛かった。
アジルさんとTochanさんもヘロヘロ
しかも反応はウグイのみ。
[009.jpg] しかし「ウグイを征するものヤマメを征する。」と信じてキャストを続ける。
しかし暑い・・・。  ウグイも反応しなくなった。
Tochanさんもダウン状態。 私も岸で少し横になった。
下流からkaffeeさん ハントさんも合流。 下流も不発との事。
そこでハントさん ウグイの群れを発見。
ハントさんがそこにルアー投入で入れ食い。 
しかもデカイ。 40Over
それを見ていた小生も楽しそうなのでルアー投入。 入れ食い。
ここはまだ竿が撓っていないTochanさんに是非釣ってもらおう
とTochanさんを呼んだ。
しかしウグイの群れはその間に解散していた・・・・。

それから幾つかポイントを移動するも不発。

夕刻5:30最後のポイントに入った。
細くて浅い川であった。 流れも緩やかでこんな所にヤマメいるんかな?
 と思わせるようなポイントである。
 魚が居るのか半信半疑なのと腹が減ってるのもあって集中力が途切れる。 
見た事無い鮮やかな蛙に見とれているとKaffeeさんにヒット
間髪居れずハントさんもヒット
またもKaffeeさんのルアーにチェイスありとの事。
ヤマメ連発に急いでルアー投入。
直ぐにチェイスしてきたが食わず。
更にもう1投でヒット、本日6匹目のヤマメをGETしました。(25cm)
腹が減ったことも忘れ集中力UP しかしそこから上流は重機が
入ったらしく生命感が無い。
帰って調べるとやはり毒蛙らしい。



この頃から少しリールの巻き心地に違和感を覚えた。
(これが2日目の釣果に影響を与える事となる)
1日目の釣行はこれで終了となった。

テベク駅前のホテルに入りシャワーしたらホテル横の焼肉店にて
焼肉パーティー開催。
(実はこの食事で奥のテーブル3人
(あじるさん Tochanさん はむさん)は軽く食あたりを起こしたようだ・・・。笑)
ホテルに帰ると即意識不明・・・・・・・・・zzzzzzzzzz。 
 2日目に続く。







2日目の朝は4:30の出発となった。 
全員寝不足の中 時間通りに集合。
一つ目のポイントを目指す。
今日のターゲットはヨルモゴ(レノック)
小生にとって、これまた初物なので興奮する。
  今日は川幅が狭く2グループでの釣行がメインとなった。
ヨルモゴは流れの中の岩陰に居て、その前をゆっくりルアーを
見せてやら無いと食わないらしい。
予想以上に流れが速く想定どおりのトレースが難しい。 
それと昨日から違和感を感じていた
リールがとうとう末期症状。 リールの巻き始めに何か引っかかり
のような感じがありリールを一定に
巻く事すらできない状態。 ルアーを流れの横に落としてリトリープ
すると急にリールが回転するのでルアー
が水面から飛び出してしまう・・・。 
kaffeeさん ハントさんは テンポよく雑魚(オイカワ カワムツ等)を釣って
いるが、私には雑魚すらも振り向かない。 釣れるのはタニシのみ。  
そんな中、tochanさんヨルモゴGETの朗報。
tochanさん 初モゴ 尺モゴ おめでとう御座います!
 





その後、ヨルモゴGETの朗報が飛び交う。 私はその時、半分諦めモード。
リールを何とかしなければ・・・。 リールを水に漬けて見ても余計状況は悪化した。
その後、kaffeeさんのダメ押しの一言。
「水温が20度もあるよ。 これじゃヨルモゴは餌を食べないな。」
これで俺のヨルモゴ童貞卒業は延期されたかと感じた・・・。

2つ目のポイントでもkaffeeさんハントさんには雑魚が食ってくるが
私だけノーバイト。
今日はバイトすら無い・・・。 これはマズイ・・・。
ハムさんにリールの事相談すると、原因不明 自分もベイトで同じ現象
を経験したとの回答。あじるさんも同じ経験があるという。 
どの様に解決したか尋ねると、オイル切れだと思うとの事。
応急対策はリールをグリグリ回す事だと教えてもらい、
ルアーを外して只管リールを巻き続けた。



3つ目のポイントで少しリールが回復していた。
(少しゴリ感は残ったが軽く巻けるようになった。)
これなら釣れると確信したが、水温はどんどん上がっていく。 急がねば・・・。
工場の下の深み付近をミノーイングしていると30cm位の魚が追尾してくる。 しかし食わない。
何の魚だろう・・? と思っていたら横でkaffeeさんが「あれヨルモゴだよ」って。。
それを信じてキャストを繰り返すもバイトに持ち込めない。 
その横でハントさんが15cmくらいの変な魚を釣った。 メバルみたいな魚・・・。
オヤニラミという魚らしい・・・。 (さすがハントさん魚君みたい)
帰って調べるとオヤニラミで間違いない。 
しかも日本では絶滅危惧種になっていた。
最大13~15cmの魚という事で、今回の魚はかなりの大物と考えられるが、
正確な採寸は無かった。(残念)
その後ハントさん遂にヨルモゴもGET。 ヒットルアーはスピナーであった。
それを見ていた私もスピナーに変更する。 そこから小物連発である。
これはこれで楽しい。 「小物を征する物ヨルモゴを征する」と信じて釣り続ける。
しかし肝心のヨルモゴは姿を見せなかった。。。
ハントさん新種追加おめでとう御座います!!






4つ目のポイントに移動、既に11:00 最後のポイントである。
小生はゴールデンタイムにリールトラブルに悩まされた間 
全員ヨルモゴ釣り上げた様子。
既に朝より気温が高く、ヨルモゴは諦めモードだが、雑魚でも釣って楽しもうと入水。
スピナーは思ったより反応がよく、サイズ小さいので雑魚の口に合うのか爆釣モード。
(オイカワ カワムツ その他)
ミノーより流水の影響も受け難いのでトレースも容易。
雑魚爆釣の中、突然少し大きな当たり。 クネクネ感。
 昨日のヤマメの引きを思い出させた。
見ると、パーマークがあるのでヤマメかと思った。
  kaffeeさんに「ヤマメが釣れました」 と言うと 「ここにヤマメはいない」との事
kaffeeさんに見てもらうとヨルモゴと判明。 
パーマークの薄っすら残る稚魚だが、ヨルモゴには違いない。 (22~23cm程度)
念願のチビモゴGET 風俗で童貞捨てた感じです・・・。



kaffeeさんも全員にヨルモゴを釣らすという目標があったようで安堵の様子。
足引っ張ってごめんなさい。
kaffeeさんの話では「減水 と 高水温で過去の釣行で最悪の状態。 
案の定 魚の活性も非常に低い。
この状況下で全員のヨルモゴGETは奇跡的」 だそうです。
総括すると釣り場の状況は最悪の中、私は一応目標達成しました。(残るはサクラ)
kaffeeさんも全員釣らせようと色々アレンジくださってありがとう御座いました。
あじるさんポイントレクチャーありがとう御座いました。
初めて渓流やって見ると色々道具が欲しくなりますね。 
次回の釣行までに軍拡しようか考え中です。
それにしても足が痛い。 
筋肉痛もだが、石の踏みすぎで足裏打撲? 足裏マッサージ??



<初参加のハントさんコメント>
減水と水温上昇による厳しい状況。
しかし、釣り人が少ない事もあって居そうなポイントには魚も付いていました。
そのポイントはkaffeeさんの情報によって問題無くクリア!
二日間に渡っての、道案内、ポイント案内、ありがとうございました!
あじるさんにも、細かいポイントを教えて頂きありがとうございました!

川の雰囲気は、昔の日本を思わせる感じで、いい感じです!
その川を、その時の状況に合わせ、
前後のメンバーの様子を見ながら細かいトレースラインを攻めていきました。
ルアーは5cmのFミノー、2~3gのスプーン、スピナーを選択。
全てバイトがありました。
渓流そのものの攻略は日本と変わらなかったですが、
流れが緩くなるよどみは今までに経験が無くいい勉強になりました。
流れがあるポイントは、問題無く居そうなとこには付いている感じですが、
流れが緩いとこは、ルアーもアクションもトレースラインも、
それなりに駆使しないと口を使ってくれませんでした。
結果、ヤマメ5尾で尺は31cm、35cmの2本。サクラマスは撃沈です。
また日本に居ない魚を釣るのも楽しみの一つで、
今回はコウライオヤニラミ、レノックと
私にとっての新種をキャッチ出来ました!感激です!
レノックはまだ大きいのが居るようなので
これは是非ランカークラスのキャッチを目指さないといけません。またトライします。
また、皆さんに逆に情報を提供できるようにもしていきたいと思います。 

<はむさんコメント>
渓流二回目出撃。
朝一ヤマメポイントにて41センチをゲットし、幸先よくスタート。
その後も連発でかかるも2回ともバラシ。ヤマメはこれで全てでした。あとはウグイウ
グイウグイ・・・
ネイティブトラウト狙いでは、一発目はランディングネットに入った直後にルアーだけ
ネットに引っかかり、魚はジャンプで水の中へ。
状況が厳しく諦めかけたが、無事2匹目がヒット。初物ゲットとなりました。

しかし、ウェーダーでの川歩きでは、常時足つぼマッサージ状態のため足がいたい。
健康になりそうです。
Kaffeさん、あじるさんガイドありがとうございました。


 今回は6 名の大人数での釣行で皆さん全員に釣れるかどうか心配でした。
天気も良すぎて十分な釣果にはなりませんでしたが、それなりに皆さん渓流釣りを
楽しんでいただけたようでホッとしています。
 初日は朝一で入ったポイントが私にとって全てでした。いきなり、ハムさんが
41cmの大型ヤマメをランディングして、僕なりにパターンを試行錯誤しながら
釣り続けた結果、去年と同じく尺上三連発。最初は31cm、2匹目は35cm、
3匹目は軽く推定50オーバー、そうです、肝心な3発目に失敗しました。
食わせの間の取り方が雑になってしまいました。フッキングミスです。
三連発が決まっていれば、そのあと釣れても釣れなくても、魚つ付き場の判断、
キャスティング、レンジ、アクション、カラー選択など自分のテクニックに関して
満足感の高い釣行で締めくくれるところでしたが、かなり悔しい感が残ってしまいました。
今回の釣果は1日目、ヤマメ12匹、尺2匹(31、35cm)。2日目、ネイディブ
トラウト1匹(バイトは10回、フッキングしませんでした。)

次回、リベンジです。

おしまい。





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