マグロ釣り(伊豆/伊東港 よしゆき丸さん)
日時 7月31日~8月1日
参加者 ナンデヤ・モグリ・だん10ろう・石兵衛
夏休みで日本に戻ったので、無謀にもマグロ釣りへ。
初日は、荷物を船に運び込むころに豪雨来襲。のっけからずぶ濡れ状態で出港するも、
航程5分、ゴロゴロと雷鳴が轟き始め、近くの稲光で即撤収。
様子を見るが変わらず中止となる。
濡れた靴や衣類を乾かしに、伊東駅の交番でコインランドリーの在り処を聞き、
繁華街と思われる通りに向かう。
(店主さん 靴洗いが禁じ手だったらごめんなさい)
その後、宇佐美の餌屋で、埃をかぶる1500円のチョイ投げセットを買って熱海港岸壁へ。
小さなベラやカワハギ、トラギスを釣って暇をつぶす。
カゴ釣り師もいるのでそれらしい魚が出るのかと思えば、アイゴやウミタナゴばかり。
ナライの風もビュービューと強くなり、明日の出船も怪しくなってきた。
韓国ソウルからわざわざ飛んできたナンデヤの心情はハタシテ?
昼頃、時間の経つのも遅く、みんな、しかたなく、我慢しながら釣りをしているのに、
ネンブツダイも釣れてないモグリが「もう宿へ行こう」とついに口に出す。
チェックインは3時といわれたので、なんとかたしなめていたが、
熱海の山から雨雲がこっちに向かってきて大雨必至と判断、やむを得ずの撤収となった。
さて宿にはいるもやはりチェックインはNG。
いつものようにモグリがしつこく攻めるが、敵もしぶとくあきらめ、
嫌がらせのように宿内にあるランチタイム終了間際のレストランに突入。
こんどは店員が持ってきたメニューにおやじ4人は唖然。カレーしかないという。
すかさず、店の水槽にいるアジ・イサキ・サザエを食わせろと、まさに無理な注文をし
メニューからは生ビールのみ注文。
お次はグラスの縁をもってビールをテーブルに置こうとした某国人バイト君をナンデヤが一喝。
荒れた雰囲気となったが、水槽の魚が無事テーブルへ。ひとまずその場は治まる。
温泉につかって熱海市内へ下り、今度は開店間際の焼肉屋へ。
目ざとく見つけた飲み放題プランだったが、盛り上がってきた頃、「6:33なので終了。お勘定ね!」と店主。
おさまらない我々は、今度は一軒となりの激うま餃子屋へ。
ここで餃子15個のメニューに、モグリ冗談で「4人なので16個にしてくれ」と・・・
お店の子が困って厨房に逃げかえるも、16個出てきたのにはびっくり。
(店員さん無理いってごめんなさい)
翌朝、港へ。
佐世保方面隊 第23護衛隊所属汎用護衛艦 132号あさゆきに見守られ出港。
大島海域で鳥を探し、ナブラを見つけようとするが、気配なし。
鳥は、水温が上がりイワシが移動したと思われる相模湾方面へどんどん飛んでいる状態。
2時間弱大島海域をうろうろしたが、見切りをつけたようで、船は北上、相模湾へむかう。
しばらく走ると鳥っ気が増え、船上の我々の活性が上がってきた。
竿を握り、ミヨシに立つ。
が、それらしいナブラはたたない。それでも鳥を追いかける。
気がつけば、真鶴半島がはるか南に見えるところまで来ていた。
ナンデヤはマグロをあきらめ、カジキでも狙うのか、イカをブン投げはじめる。
やはりマグロ釣りとなると、チャンスは少ない。
せめてナブラでも見たかったと思っていたころ、船は全速で鳥を追う。
最後の最後に良さそうな状態に直面も、慣れない我々はついつい様子を見てしまい、
船長さんに とっとと打てよ、こら~ と怒鳴られて終わったのであった。
(おしまい) Copyright(C) 2010
Seoul Tsuri Club All rights reserved |